ゲッタウェイ スーパースネークとアクションスリラー映画を知ろう!

 テンポが早く、そしてアクションの要素が頻繁に現れる映画の事をスリラーと言いますが、その中でもアクション性を強く打ち出して、撮影された映画の事をアクションスリラーと言います。このサイトではそんなアクションスリラーについて、様々な作品を紹介していこうと考えております。まずはカーアクションスリラーとして評価の高いゲッタウェイ スーパースネークについて見ていきましょう。

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 人によってはこれはSFファンタジーだと言いたい人もいるかも知れませんが、個人的にはSF、ファンタジーの要素の中にアクションスリラー的要素も盛り込んだ物だと思っています。それがこのアメリカとオーストラリア合作のSFホラー映画『デイブレイカー』です。これは東京国際映画祭の特別招待作品でもあるのですが、中々いい具合に出来た作品で、ヴァンパイアというものの新しい視点を提示した面でも高い評価を与えたい上に、スリラー的な作品としてもしっかりと成立しているのです。

 では、そんなデイブレイカーについて紹介していきましょう。

ストーリー

 人口の9割がヴァンパイアと言う近未来の地球。生き残った人間は、ある者は捕らえられ人血生成の糧として使われ、またある者は生きるため逃げ惑っていた。しかし、人間の数は年々減少し、ヴァンパイアたちは血に飢え始めていた。大手血液製造企業に勤務する研究員・エドワードは、代替血液の製造を任されていましたが、進まない研究に頭を悩ませていた。そんな彼はある時、「人間を救って欲しい」と言う人間の女の人・オードリーと接触します。彼女と行動を共にする男の人・ライオネルと会ったエドワードは、人間とヴァンパイア両方を救う驚くべき方法があると告げられます。

キャスト

  • エドワード・ダルトン イーサン・ホーク 宮本充
  • ライオネル・コーマック ウィレム・デフォー 江原正士
  • チャールズ・ブロムリー サム・ニール 金尾哲夫
  • オードリー・ベネット クローディア・カーヴァン 五十嵐麗
  • フランキー・ダルトン マイケル・ドーマン 綱島郷太郎
  • アリソン・ブロムリー イザベル・ルーカス 勝島乙江
  • クリストファー・カルーソ ヴィンス・コロシモ 高瀬右光

製作秘話

 元々は脚本として既に出来上がっていたデイブレイカーの権利を獲得したライオンズゲートが、同脚本家を映画の監督に据えて撮影した映画で、元々2003年の映画であるアンデッドで大きな評価を得ていただけ有って、その作品は想像以上にいい作品になりました。スピエリッグ兄弟はオーストラリアクイーンズランド州で製作を開始し、フィルム・ファイナンス・コーポレーション・オーストラリアから出資を受けました。2007年5月、主役にイーサン・ホークが、悪役にサム・ニールが選ばれると、デイブレイカーは2007年7月16日にゴールドコーストで撮影が開始されました。

 なお、エドワード役のイーサン・ホークは、好きではないジャンルの映画だったため最初は参加することをためらっていましたが、脚本を読んで典型的なB級映画とは違うと感じエドワード役を引き受けることになりました。

感想

 マイケル・スピエリッグ、ピーター・スピエリッグ兄弟監督の映画は特に奇抜な物が多いですが、やはり本作でも、意欲的にこれまでのヴァンパイア物を見習いつつも、その概念を大きく変えた作品として非常に高い評価を下せる作品だと思います。特にそういったヴァンパイア映画としての魅力だけで無く、スリラー的、そしてアクションもしっかりとした濃度を保っており、手放しにマニア向け作品だと言う訳にはいかない作品にもなっています。特に個人的にもっとも気に入ったのは、車の運転に関して日中運転モードや、夜間運転モードがあり、様々なハイテク技術によってヴァンパイアの生活が、非常に最適化されているという世界観に関してです。今後もマイケル、ピーター双子の名監督の作品に期待していきたいと思えました。